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ライフステージに応じたワークスタイルを選択し、しなやかに生きる人を増やしたい/Enterprise 塚本・前編

ライフステージに応じたワークスタイルを選択し、しなやかに生きる人を増やしたい/Enterprise 塚本・前編

ストリートスマートの魅力的な社員を知ってもらいたいと始まった社員インタビュー。今回はEnterprise事業部の塚本 友紀さんです。

前編では、Enterprise事業部の事業内容や塚本さんの業務内容、キャリア形成の軸となった想いなどをお伺いしました。後編では子育てと仕事の両立で大切にしていることやストリートスマートの魅力、今後の展望などをお伺いしております。ぜひご一読ください。

プロフィール:
塚本 友紀さん
2019年入社/社会人17年目
Enterprise事業部

クライアント企業にあらゆる角度から寄り添う、ストリートスマートのEnterprise事業とは?

ーEnterprise事業部の事業内容をお聞かせください。

塚本:Enterprise事業部は、Google が提供している Google Workspace(以下、GWS)というグループウェアを企業が導入する際に、導入支援と活用支援を行っています。

ー具体的にどのようなことをされているのでしょうか?

塚本:導入支援では、GWS を導入する上での認識が「単なるツールの置き換え」だと、クライアント様の組織内でうまく機能しないことが多いため、“イメージ化”することを大切にしています。

例えば、会議は Google Meet でできるようになるので出張費は必要最低限に抑えられます、とか、会議前に Google ドキュメントでアジェンダを共有することで会議を意思決定の場にしていきましょう、など、GWS を使うことで得られる恩恵、具体的な業務シーンや使い方をご提案し、チーム内の合意を取るところから支援が始まります

ーGWS がもたらす変化や活用法など、イメージ化しチームの認識を合わせることから始まるのですね。

塚本:その後エンジニアによって、業務シーンを実現するための GWS 初期設定を、あらゆる角度から考え環境を構築していきます。例えば、社外からのアクセスに制限をかけすぎると本来必要な情報にもアクセスできなくなるなど、GWS の利点を活かせなくなってしまいますよね。

クライアント企業の業界や規模、実現したいことなどを網羅的に理解した上で、最適な環境を構築していきます。また、「設定した意図」をしっかりお伝えすることも大切にしています。

ー意図を理解することで、本質的な活用につながりますね。

塚本:GWS の下準備が整ったら、活用支援としてユーザー様向けのトレーニングを開催します。ツールのHow Toだけでなく、「使えそう」「便利!」などを実感していただくことで GWS の利活用促進につなげます。
その後、経過観察として社内での活用度や導入が進んでいない部署などをお伺いしながら、導入後の課題を整理し対策を講じるなど、コンサルティングしていきます。

ー導入前から導入後まで、包括的に支援されるのですね。

塚本:「GWS を活用していただき、価値を享受していただくこと」が私たちのゴールです。クライアント様の社内状況や業界慣習、組織構築の背景などを理解し、すり合わせをしながら、オーダーメイドな支援をしています。

▲Enterprise事業部が提供するサービス一覧 / フェーズごとに異なる支援を用意

プリセールスからコンテンツ制作まで、幅広い業務でお客様とメンバーをサポート

ー塚本さんの業務内容を教えてください。

塚本:大きく3つあります。
1つ目が、フロント業務です。
主に GWS 導入初期に、お客様のご要望を伺いながら最適な提案をして導入を進めていくプリセールスのような役割です。

2つ目が、コンテンツの制作です。
ストリートスマートの軸となるトレーニング資料や動画コンテンツ制作にも携わっています。

ープリセールスからコンテンツ制作まで幅広い業務を担われているのですね。

塚本:はい、さらに3つ目が、社内向けの業務です。社内にはこれまで培ってきた素晴らしい知見やコンテンツが数多くあるので、誰でも活用し業務クオリティを上げられるよう、コンテンツの精査や整備を行っています。

社会人3か月目で抱いた「ワークスタイル」への課題が、キャリア形成の軸に。

ー塚本さんのこれまでのキャリアを教えてください

塚本:デザイン系の大学を卒業後、地元のテレビ局に入社しました。地元が好きでその会社に入社したんですが、入社3か月目で東京へ転勤になって。「働く場所や働き方って思い通りにいかないんだな」と、その時に抱いた想いが私のキャリア形成の軸になっていると思います。

ーそれはどういうことでしょうか?

塚本:その後「結婚・出産・育休・復帰」と一連のライフイベントを経験したところで、東京での任期満了が近づいてきたんです。単身赴任をして地元に戻るか、旦那さんに転職してもらうかなど、ここでも働く場所や子育てとの両立の壁にぶつかり、すごく悩みました。

ー生活の根を張ったところで同じように「働く時間や場所」に対する課題が出てきたんですね。

塚本:考えた末に正社員を辞め、時間の融通がきくと思い派遣社員として転職しました。ただ、思ったほど時間と場所に融通がきくわけではなく、働く時間や場所は固定ですし、派遣社員としてアクセスできる社内情報は限られていて……。

ふと振り返った時に「私って成長してるのかな?このままの働き方で10年後やっていけるのかな?」と不安になり、私自身お世話になった病児保育士になろうと資格を取得しました。

ー病児保育士になられたんですか?

塚本:それが、病児保育士は世の中の働くお父さんとお母さんをカバーする職業なので、単発や短時間で入れるようなお仕事ではないと知ったんです。その時、そもそも社会全体としての働き方や在り方を変えないと、私と同じ想いを抱いている方が働きづらさを感じ続けてしまうのではないかと思いました。

働き方の可能性を探るため、今度は子どもが通う保育園の真上にある会社でパートという形態で働くことにしました。

ー正社員・派遣社員・パートと自ら働き方を変えながら、子育てと仕事の両立や働き方を模索されてきたんですね。

塚本:IoT系ベンチャー企業の管理部だったんですが、パートの私にも GWS のライセンスを付与して社内情報にアクセスさせていただけて。休まないといけない場合は家からアクセスしていいよって言われたんです。

会社以外で仕事ができるなんて初めてのことで、「ツールの力や周囲の理解があれば、時間と場所ってどうにかなるのかもしれない!」と思えた出来事でした。

この経験が、ストリートスマートの事業内容に魅力を感じ今の転職へとつながっています。

Enterprise事業部の事業内容や塚本さんの業務内容、キャリア形成の軸となった想いなどをお伺いしました。

「ライフステージ」と「ワークスタイル」をずっと模索されてきた塚本さん。後編では、子育てと仕事の両立で大切にしていることやストリートスマートの魅力、今後の展望などをお伺いしております!ぜひ後編もご覧ください。

後編はこちらから

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