Education 事業部

事業内容

日本の教育現場を変革する Google for Education

2019年に文部科学省より、学校現場における ICT 教育推進を目的とした GIGA スクール構想がスタート。GIGA スクール構想は、全国の児童・生徒に1人1台の端末と高速ネットワークを整備する取り組みで、Google、Microsoft、Apple の3社の端末 / OS が指定されています。ストリートスマートが扱う Google Workspace for Education は、最も高いシェアを誇ります。

※文部科学省より:小中学校における1人1台の端末整備状況について、98.5%の普及率(2021年3月時点)

GIGA スクール構想はコロナ禍での新しい教育の形を後押しすることとなり、2021年度時点で全国の小中学校における1人1台端末の普及率は98.5%、1,785自治体にまで及びます。一方で教育現場で端末を活用したICT教育を推進していくためにはハード面だけでなく、先生・生徒の意識改革、先進事例の共有など、ソフト部分に注力していく必要があります。

Education 事業の仕事は、現場の先生や生徒だけでなく、教育委員会や、各教育業界の有識者も巻き込みながら、Google Workspace for Education の利活用を通じて教育現場の変革を行う仕事です。

Google for Education を使った最先端の活用方法を日本全国に伝える

私たちは教育現場でICT教育を推進する Education 事業部を立ち上げ、Google for Educationを利活用した教育の形を探求してきました。

GIGA スクール構想が始まる前の教育現場では、黒板と紙の教科書を用いて授業を進め、宿題にはプリントを配り、紙でテストを実施し採点することが当たり前でした。

ストリートスマートは、10年以上にわたって企業のIT利活用を推進してきた知見を教育現場にアジャストし、Google for Education を活用したICT教育を推進してきました。

高速ネットワークに対応した Chromebook と、さまざまなアプリケーションを活用して教育の新しい形を生み出し続ける Google Workspace for Education は、教育現場に変革をもたらします。

ストリートスマートは、Google for Education のアプリケーションを活用した最先端の事例やセキュリティレベルの設定方法、認定資格取得に向けた研修の実施、子どもたちが安全かつ主体的にデジタルと良い関係を築くデジタル・シティズンシップ教育や、先生・生徒が一緒に考えていくホワイトボードアプリ「FigJam」の活用方法など、多くのICT教育のかたちを全国の教育現場に届けるトレーニング事業を推進しています。

事業の特徴

ICT教育を推進する先生に寄り添い、提案するICT支援事業

私たちは企業のDXを推進してきたバックボーンを持ち、そのノウハウを教育現場に直接お届けし、Chromebook や Google Workspace for Education を活用した新しい教育の形を支援する「ICT支援事業」を行っています。ICT支援事業では、直接学校現場に赴き先生や生徒のサポートを行うことはもちろん、日々学校現場で出てくる先生のお悩みや質問にもチャットにてお答えするヘルプデスクの役割も担っています。

ICT支援事業の特徴

  • 現場に寄り添う提案型ICT支援
    常に先生方一人一人に寄り添った提案型のICT支援を実施します。先生方からの質問を待つのではなく、各学校現場で出てくる課題や悩みを積極的に支援し、学校での授業にも参加。新しい教材作成や授業の提案も実施します。
  • 教育委員会から教育現場まで幅広くサポート
    ICT支援員は、学校現場だけではなく教育委員会との連携も実施しています。学校現場の課題を迅速に教育委員会と連携し、自治体全体のICT活用を推進しています。
  • 元教員経験者など教育業界に精通した人材が多数在籍
    ICT支援メンバーには、元教員経験者や教員免許保持者、教育情報化コーディネータなど、教育現場へ精通する人材が多数在籍しています。各学校の課題や環境を考慮し、実現可能な活用提案やICT支援をご提供いたします。
  • 学校現場でのICT活用状況を数値化
    各クラス・各学校でどのくらい Google Workspace for Education は活用できているか、数値化が可能です。クラス単位、学年単位、学校単位と目に見える形で活用度合いを確認できます。

理想的なICT環境とセキュリティレベルを実現するエンジニアリング

教育現場で Google Workspace for Education を導入するためには、環境設定や管理運用方針、セキュリティレベルの設定が必要となります。私たちは教育現場でのサポートだけでなく、管理運用設定を行うエンジニアによるサポートも実施しています。各自治体が負担少なくICT活用を進めていけるよう、導入から運用までを全面的にバックアップしています。

「セキュリティを重視しているので、生徒のアカウントから外部とコンタクトを制限するための Gmail™ 設定を実施したい」「ネットワークなどの端末管理を一括して行いたい」など、自治体や学校によってどのように使いたいか要望や課題が異なるため、システム管理者様と会話をしながら運用方針を定めて設定・構築していきます。

サポート内容の詳細

  • DNS の設定支援
  • 管理画面の初期構築
  • 組織部門の構成検討・構築
  • 各サービスの設定の検討
  • 管理者の運用範囲や手順、権限の検討
  • 既存のメールシステムへの影響の把握と対応
  • Gmail などの要望検討(例:SMTP送信システム)

Google for Education の活用知識と経験を詰め込んだコンテンツ制作

コロナ禍を経て、教育DXは一気に加速した一方で、学校現場では、どのようなICT教育がベストか分からない、という先生方の声も全国から聞こえてきました。

私たちはそうした声に応えるために、研修やトレーニング、ICT支援業務で培った知識を全国の先生方に届けています。「できる Google for Education」シリーズを始めとする書籍制作や Google Workspace for Education の使い方が学べる先生のためのeラーニングツール「Master Learning」、明日の授業で使える先生のための総合オンラインプラットフォーム「master study」などのコンテンツ制作を行っています。

できるGoogle for Educationシリーズ

Google for Education の導入から運用管理、授業での実践、先生方の校務改革など、ICT教育の基礎から最新の活用方法までを集約した書籍を発行しています。ストリートスマートがICT教育を推進してきた知識と経験を余すところなく書籍にまとめており、シリーズ総発行部数 130,000冊を超えるICT 教育を推進する先生方必携の書籍です。

Master Learning

「使ってみたいけれど操作がわからない。」「操作方法を聞ける人がいない。」

こうした現場の先生方の声にお応えして、Google Workspace for Education のお役立ちサイトを制作/運用しています。Google Workspace for Education の操作マニュアルをはじめ、活用方法や事例、最新のTopicsなど、現場の先生のための役立つ情報が盛りだくさん。先生方のヘルプデスクとして活用いただけます。

master study

「忙しくて、ICT授業の準備に時間を割けない」「どう授業で活用すればよいかわからない」「パソコン操作が苦手で自信がない」そんな先生の声から、master study は生まれました。master studyは授業で使うスライドコンテンツを多数揃えています。また先生がICT教育の実例を学べるコンテンツもあり、先生方のICT教育に貢献するポータルサイトとなっています。

全国の教育現場でICT教育の最先端を生み出し続けるカスタマーサクセス

Google for Education は、日本の教育現場を本質的にDX化し、新しい教育の形を生み出すツールです。ストリートスマート以外にも、多くの大手企業から、面白い着眼点で教育のDX化を推進する企業は多く存在します。ストリートスマートは多くのパートナー企業と双方の強みを補いながら、協業しています。

カスタマーサクセスという職種のメンバーは大手企業に出向し、最先端の教育を全国に生み出し続けています。出張も多く、時には海外事例の学びをインプットしながら、日本の教育におけるDXの最適解を探求する、非常にやりがいのある仕事です。

Education 事業部 職種紹介

Education 事業部では、5つの職種で連携しながら仕事を進めています。各職種の役割を紹介します。

事業部長候補

Education 事業部それぞれの事業戦略を立案・策定し、具体的な予算目標の策定から、KPI管理、実行までを一貫して担当します。事業のさらなる拡大に向けて戦略立案から、クライアント対応、メンバーのマネジメントまで幅広い業務を担っています。

プロジェクトマネジャー

Google Workspace の開発におけるプロジェクトマネジャーとして、システムの要件定義・設計・開発のコンサルテーションを実施。加えて、お客様の活用を支援するためのワークショップの開催やコンテンツの設計まで、上流工程から伴走支援まで幅広く対応します。

カスタマーエンジニア

企業や教育機関への Google Workspace の導入に向けて、構築・開発メンバーとしてプロジェクトを支援します。要件定義などの上流工程から、導入後の保守運用まで、一気通貫でプロジェクトに携わります。

カスタマーサクセス

パートナー企業である Google と連携し、Google Workspace for Education を導入している約700の自治体一つひとつに対して、子どもたちの学習における Google 利活用促進や、先生方の現場における業務効率化、DX 推進を実現します。

ICT支援員

学校への訪問またはオンラインを通して、Chromebook、Google Workspace for Education の教育現場への導入サポートから、キーパーソンとなる学校や教育委員会の責任者に向けて、端末や学習ツールの機能や活用方法の提案などを行っています。

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